若松通商に8228があるぞ!

8080は電源が3つもいるから面倒くさいという話になっているが、そんなことはロジックの面倒くささにくらべたら大した問題ではない。そのロジックを整えるのが8080の半年後に発売されたクロックジェネレータ8224とシステムコントローラ8228/8238。これらはセットでひとつの普通に面倒くさいCPUを構成する。

このうち8228/8238は、ぼくがいったんは絶滅したと断言した飛び切りの希少品種。その後、ときどき目撃情報が寄せられるのだが確認すると売り切れている。そこで若松通商の通販でuPD8080AFCを注文するとき「当店へのメッセージ」に8228も取り扱ってほしいと書いておいた。つい先日、通販リストにuPB8228Cが追加されているのを発見。限定販売(納期10日)という怪しい条件付きながら、注文してみると確かに10日たって到着した。

upd8228_8224

このブログや『インテル8080伝説』で動かしたコンピュータはCPUがuPD8080AでシステムコントローラがuPB8238C。それを入手したばかりのuPD8080AFCとuPB8228Cに挿し替えて動作確認。タイニーBASICとMUSIC OF A SORTがどちらも正常に動作した。

SBC8080new

これで再現性が復活。uPB8228Cがいつまであるかはわからないが、若松通商のことだから、売れるとわかれば再入荷するだろうと期待している。いやもうこのところすっかり若松通商の販促担当のようになっていて誠に申し訳ない。

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若松通商に8080が再入荷

ぼくの回りのごく限られた範囲では希少な半導体が入手できる穴場を見付けても口外しない慣例がある(みなさんは自由にやってください)。だからこの2年ずっと若松通商のことを黙っていたのだけれど、実際もうバレちゃっているので、ここは解禁でいいと判断した。『インテル8080伝説』で若松通商の通販リストにuPD8080Aがあることを話題にしたところ、これは売り切れたらしいが、現在またuPD8080AFCが販売されている。なんだ、再入荷するんじゃないか。

uPD8080AFC

さらに発掘調査を進めて世界で最初のDRAM、インテル1103を発見。システムを構成するなら8個必要だが、ちゃんと動かす自信がないので1個だけ購入。いずれ実験的な回路を組み立ててみようと思う。ちなみに『インテル8080伝説』で絶滅したと断言したuPB8228Cについても限定販売(数量25個、納期10日)を始めた模様。確認のために1個だけ注文してみたので、現物が届き次第、結果を報告しようと思っている。

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MC68A00偽造疑惑

マイクロプロセッサの標準版と高速版は、通常、出荷前に動かしてみて選別する。例外として、モトローラのMC6800とMC68A00/MC68B00はマスクが違うとされるが(只今事実確認中)、かつて東南アジアの一部地域に存在したブラックマーケットでは、価格の安いMC6800を仕入れて独自に選別し、マーキングをMC68A00に修正して販売したらしい。先日入手したMC68A00は、マーキングを削り取ったような痕跡があり、凄く怪しい。

fake68a00

ぼくはすでに日立製作所のHD468A00をもっていて、これはMC68A00の同等品ではなくモトローラのマスクで製造した完全同一品だから、内部の構造を調べる手立てが見付かれば、先日入手したMC68A00と比較して正規品か偽造品かを判別できる。とはいえ、その手立てが見付からない。どこかにIDでも書き込まれていないものだろうか。で、もし偽造品と判明したら、話のタネにもってこいだから大切に保管しようと思う。

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M6803って何だ?

インテルの8080が人気を博した時代にもうひとつの選択肢として存在感を示したモトローラの6800。この製品には派生品としてほぼ同一のコアでクロックジェネレータと少量のRAMを備えた6802と、さらにシリアルとタイマと汎用ポートを備えた6803がある。どうせならこの3つをすべて動かしてみたい。現時点で6800と6802は入手済み。6803を探していたところ、ある部品店の通販リストでモトローラの項目にM6803を発見。注文したらこんなのが届いた。

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確かにM6803と書いてある。ただし反対側にOKIのマーキング。OKIとM6803でネットを検索するとアーケードゲームの基板がヒットするが、写真を見る限りこの製品は使われていない。今のところ全く手掛かりがなく、完璧に正体不明。もしかしたら何か凄いICかもしれないので引き続き調査しようと思っている。ああまた新しい課題を抱えてしまった。

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インテル8080伝説

このブログは勝手に入ってしまう広告を除いて広告を入れない方針だけど年1回の告知は許されるという身勝手な例外を設けています。好評発売中の『インテル8080伝説』(出版社のページはこちら、Amazonのページはこちら)。このブログで紹介した8080入手の経緯、8080を動かす過程をより丁寧に述べつつ、このブログでは紹介していない当時のエピソードを満載しています。よろしければ書店さんで手に取ってご覧ください。

leg8080cover

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出版社が公開している表紙の画像はベータ版。ここに掲載したものが本番(帯を掛けた状態)です。パッと見、2箇所の違いがあるのですが、わかるでしょうか。写真のトリミングと著者名の位置です。ついでだからいっておくとAmazonや出版社のページに掲載されている内容紹介の文章は出版社が書いたもので、ぼくのあずかり知らぬところです。「高度に優れた技術のヘンな使い方を満載」って何だよ。

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秋月のAKI-80が復活!

秋月電子通商が往年の大人気商品AKI-80少量だけ再生産した。今度のやつは水晶振動子などの一般部品を別売りにして価格が1000円。元祖AKI-80は周波数がぶっ飛びすぎていて(12.288MHz)応用回路を作りにくかったから水晶振動子を選べるのはむしろ好都合。在庫状況がAAA(4か月分)だが実数はたった60台だから、案外、すぐ売れちゃうんじゃないか。[2017.1.31追記]本日改めて確認したところ在庫実数が1691枚に増えてました。

下の写真はボクが所有している元祖AKI-80。CPUは東芝のTMPZ84C015で、中にZ80、SIO(シリアルインタフェース)、PIO(パラレルインタフェース)、CTC(カウンタ)、クロックジェネレータなど一式が集積されている。Z80ファミリーの見本みたいな構成になっていて、割り込みの動作やDRAMの接続をテストするのに重宝した。

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この投稿を読んだ時点でAKI-80が売り切れていたらスーパーAKI-80の再生産品をどうぞ(ボクは秋月電子通商の関係者ではないが)。価格が2000円、在庫は1000台以上あるらしい。元祖スーパーAKI-80も現状で70台くらいある。スーパーAKI-80はAKI-80に東芝のTMP82C265BF-10(8255が2個入ったやつ)が追加されている。ちょうどZ80に取り組もうとした矢先、見透かされているようなタイミングだな。

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8080と8085の近況

タイニーBASICをギリギリのメモリで動かしてみたいということで、もう32Kバイトのメモリ付き周辺ボードがあるにもかかわらずわざわざ2Kバイトのメモリで作り直す愚挙に出たあげく、ちょっと音楽演奏プログラムを動かしてみて、そのままMCS-85のほうへ迷走してしまった。気紛れにもほどがある。あらためて8080と2KバイトのメモリでタイニーBASICを動かしたので、その顛末を報告しておこうと思う。

legend8080

原版は東大版タイニーBASIC。当初、端末からの入力に割り込みを使おうと努力したのだけれど、どうしても2Kバイトに収まらなくて断念。ポーリングに切り替えて1957バイトにまとめた。パソコンの端末ソフトをつないで電源を入れると無事に起動。当面の動作確認に成功。これで、このブログを始めたころからの目標が達成されたことになる。そりゃあもう凄く嬉しい。

legend_basic

引き続き8085でCPUボードを作った。割り込み入力の極性を勘違いし、プルアップしてあったのを切断。余計な穴がふたつ開いているのはご愛敬。これを8080のCPUボードと差し替えてタイニーBASICが同じように動くことを確認。タイニーBASICがもし端末からの入力に割り込みを使っていたら初期設定の手順を変更してROMを書き直す必要に迫られたのだが、ポーリングだから一切の変更がいらない。本当にただCPUボードを挿し替えるだけで動いてしまった。

legend8085

これで8080と8085には一段落をつけたい。今後はやりかけになっている6800とZ8/Z80をどうにかしようと思う。

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