64kビットDRAMのためのZ80

64KビットDRAMを動かしてみるためにZ80のコンピュータを作ることにした。Z80は、現在のCPUに比べると機能が単純なぶん使いやすいが、ハンダ付けからはじめてプログラムの開発までやると、どこかでミスが起きるに違いない。Z80でいっぱいいっぱいでは、DRAMどころでなくなってしまう。そこで、この20年、机の引き出しにしまっておいた、イビデン産業のシングルボードコンピュータ、MIRI 15AIIを使った。
MIRI 15AIIは、東芝のTMPZ84C015と32KバイトのSRAMと32KバイトのROMを取り付けるソケットをもったカードサイズのコンピュータだ。TMPZ84C015は、Z80とPIO(パラレルインタフェース)とSIO(シリアルインタフェース)とCTC(カウンタ/タイマ)とクロックジェネレータとワッチドッグタイマなどをひとつのチップに集積し、全部の端子を引き出している。MIRI A15は、見たところ単純な格好をしているが、Z80のコンピュータの要素をすべてもっている。これを電源やコネクタとともに1枚のユニバーサルボードの上にのせ、きちんと動作するコンピュータを組み立てた(写真)。
イビデンMIRIA15
電源はACアダプタを使うことにして、DCジャックを取り付け、ブリッジダイオードで整流し、3端子レギュレータ7805で5Vに安定化した。DRAMは、ユニバーサルボードにのせる場所がないし、まだその段階ではないから、DRAMボードを接続するためのボックスヘッダを付けてある。DRAMを接続する前に、MIRI A15にはじめから取り付けられているSRAMで、コンピュータの動作確認をしておかなければならない。
さしあたり、PIOの3本の端子にドライバとLEDを取り付け、これを点滅させるプログラムを動かした。続いて、CTC(通信クロックの生成)とSIOと外付けのレベルコンバータでシリアルインタフェースを構成し、パソコンを端末機の代わりに接続できるようにして、タイニーBASICとモニタを動かした。ふと気が付くと、DRAMそっちのけでZ80のプログラムの開発に夢中になっている。人生をボーっと過ごしていると、目的が次つぎとすりかわってしまう。
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