30ピンSIMMソケットを探す

電子工作でDRAMを使うのに30ピンSIMMはユニバーサルボードへ取り付けやすいという点でたいへん都合がいい。ぼくはかつてMacintoshに挿さっていた30ピンSIMMを6本ばかりいまも大切にもっている。ところが30ピンSIMMソケットがふたつしかなくて、現状4本が使えない。今後30ピンSIMMソケットはだんだん買いにくくなるだろうからいまのうちに買っておこう、と思ったらすでになかなか買えない状況にあった。

若松通商はインターネットで在庫があることになっている。通販はまどろっこしいので品番をメモして秋葉原駅から相当歩く店舗へ駆けつけた。電子部品のフロアにはこの40年、販売店を移りながらずっと売り場に立ち続けているおばちゃんがいる。いまどき30ピンSIMMソケットの話が通じるのはこの人くらいだろうと思い、声を掛けた。おばちゃんは、40年前、電気少年たちのマドンナだった。いまは、すっかり貫禄がついた。「あー、これ、ないですね」。インターネットで在庫があることになっているのに。「ないですね」。これ以上は押せない。やっぱり通販を利用すればよかったか。

家に帰って再びインターネットを検索すると、サン・エレクトロのホームページに現品特価100円とでている。若松通商は735円だったから、若松通商になくてよかった。通販はまどろっこしいので品番をメモして店舗へ駆けつけた。売り場にはおばちゃんというほどでもない女性がいて、人当たりがいいけれど30ピンSIMMソケットの話が通じない。インターネットで自分の店のホームページを見てもらって、ようやくわかってもらえた。「ああしむそけっとですね」。そういってるでしょ。きくところによると、東北地方太平洋沖大地震で在庫が散乱したのをきっかけに、ここ何十年か動きのない商品を段ボール箱にまとめ、持っていってくださいと書いて店頭に置いたらしい。何てことをしてくれたのだ。「そこのダンボール箱の中にありますか」。ない。「申し訳ありません」。

家に帰って再びインターネットを検索する。と、Compass Labが通販をやっている。ここは30ピンSIMMと同寸のマイコンボードを販売していて、それを取り付けるために使うらしい。目的が何であれ、これは30ピンSIMMソケットである。通販はまどろっこしいが、店舗がないようなのでしかたがない。電子メールに品番や合計金額まで書かせる前時代的な手順を踏んで、ようやく注文が受け付けられた。現物は明日届く。2連1本168円をふたつでなぜか324円(もしかしたら申告を間違えたか)、送料300円、代引手数料315円で締めて939円。商品より付随費用のほうが圧倒的に高いが若松通商で買うよりは安く上がった。

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