8080の電源とクロック

8080を動かす上でいちばん頭が痛いのは電源。5Vのほかに12Vと-5Vがいる。当時の半導体プロセス(非飽和NMOS)は信号を0V~5Vの範囲で振ろうとすると電源がそれ以上の範囲でなければならない。ついでにいえばクロックは2相で電圧が9V。それもこれもアナログ的な理由。デジタル一辺倒のエンジニアは8080を動かせない。もっともデジタルの歴史は8080が幕を開けたようなものなので、8080の時代、デジタル一辺倒のエンジニアはいなかった。

12Vは5Vを昇圧して作ることにする。昇圧の工作は過去に何度も成功している。-5Vは電流が1mA程度でいいので昔の回路図を見るとクロックとコンデンサを組み合わせたスイッチトキャパシタで作る例が多い。スイッチトキャパシタの工作は経験がないからリニアテクノロジーのLTC1144CN8で作ろうと思う。2相9Vのクロックはどうやったら作れるのか妙案が思い浮かばない。秋葉原中を歩き回る覚悟で専用のクロックジェネレータ8224を探したら、最初のお店であっさり見付かった。奇跡的。
uPB8224CXtal18M
8224は水晶の周波数を1/9にするので水晶は18MHz。実は、これもまた8080や8224と同じくらいの絶滅危惧種。18.432MHzで代用する例が多が、これだとわずかに規格を超える。8224と同じお店で入手。残り7個。

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