8212と8238を入手

8080は各種のコントロール信号がデータバスと多重化されていてその分離にコントロール信号を使うことができないから2相のクロックを遣り繰りすることになり、ローカルなバスを引き出すだけで結構なロジックを必要とする。初期のマイコンボードはその部分に8212を使っているが、これはただのラッチと大差がなく、別段、ロジックを簡単にはしない。血まなこで8212を探すまでもなく現在の74HC373を使えばいい、そう考えていたら8212が見付かった。絶滅危惧種だからとりあえず1個だけ入手。バイポーラのICなので消費電流が90mAもある。これを使ったらまた電源の設計を見直さなければならない。
Intel8212
ロジックが面倒くさいという話は8080の発売直後からあったらしく、1年ほどあとシステムコントローラ8228/8238が発売された。これをクロックジェネレータ8224と組み合わせるとロジックが劇的に簡略化される。当然8228/8238を探して秋葉原を歩き回ったが見付からない。念のために言っておくと、鈴商、若松通商、サンエレクトロ、日米商事は店員さんに調べてもらって確かに在庫がないことを確認した。秋葉原で絶滅したことは断言してもいい。

ほかに古いICを取り扱っているお店はどこだったっけなあと考えていて丹青通商を思い出した。かつて秋葉原の雑居ビルにあって現在は町屋(住所で言うと荒川)へ引っ越している。検索したら通販サイトが開設されていて、その中にNECのuPB8238Cがあった。またもや奇跡的。いてもたってもいられなくなりすぐ町屋へ駆けつけて2個入手。帰って残りがいくつあるか調べたらもう掲載されていない。意に反してボクが8228/8238を絶滅させてしまった。これが日本で最後に販売された8238。
uPB8238C
丹青通商の店舗は電子部品を取り扱っている感じが微塵もなく、誰が見てもひなびた古本屋さん。幅1m足らずの入り口を入ると書棚が狭い間隔で並んでいて通るのがやっと。店主がひとり本の山に埋もれていて姿が見えない。電子部品は展示していないため現場で品定めすることは無理。通販サイトで在庫を調べ、できれば電話で予約をして出掛けたほうがいい(らしいことを店主が言っていた)。ここで必要な部品が買えなかったらそのあたり一帯、電子工作の好きな人が過ごす場所はない。そもそも店舗は普通の神経だと(仮に古本が趣味だとしても)入ることがためらわれる。素直に通販を利用することをお勧めする。もっとも店主はおだやかでひとあたりがいい。その点はちょっと意外だった。

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