6809の残骸

モトローラは6800の発表と同時に設計評価キットMEK6800D1を販売した。キットといってもIC一式とマニュアルのセットで、組み立ては自分でやらなければならない。評判が悪かったので、3か月後に専用のプリント基板が別売りされ、1年後には同梱された。という一連の経緯を調べてくれた同好の士が、MEK6800D1のIC一式で空欄になっているビットレートジェネレータMC14411の詳細を知りたいという。以前、実物を使った記憶があり、古い製作物を引っ張り出すことになった。

MEK6800D1_bottom

ボクが生まれて初めて組み立てた6809のコンピュータがMC14411を使っている。現在でいえばCMOS標準ロジックの4060とほぼ同様な発振器付きカウンタで、単純すぎて何だか申し訳ない気分になる。ところでこのコンピュータ、ちょっとした自信作だったのに、当時もう付き合いのあった同好の士から配線は部品面でやるものだっていわれたっけ。以来、ぼくは徹底して配線は部品面でやっている。

SBC09

そこでやっちゃうのはどうかと思うと指摘されたハンダ面の配線。ハンダ付けした電線に再度ハンダ付けして電線を継ぎ足すという離れ技をやっている。普通こんなことをすると前にハンダ付けした電線が外れてしまってうまくいかない。どういう方法で解決したかは忘れてしまった。まあ情熱のなせるワザといえる。自分でもびっくりしたのだが、このコンピュータはこれだけの配線をひとつの間違いもなくやり遂げ、一発で動作した(はず)。

SBC6800Wire

WindowsがXP以前のアプリケーションを動かなくしたせいで1970年代のマイクロプロセッサの古いアセンブラが使えなくなってしまった。このところアセンブラのビルドに励んでいて、製作のほうはパッとした成果が上がっていない。仕方がないから何だかんだ言いながら古い製作物を持ち出して配線自慢なんかをやっている次第。

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