もう少し前進

6800ボードが正常に動作しない件、プリント基板にあともう2か所の断線を発見。そのうちの1か所はHALTのプルアップ抵抗につながるやつで、たぶんときどき意図しないHALTが掛かっている。そういえば6800にさわるとLEDがチラつく怪現象が見られたっけ。

プリント基板の断線は顕微鏡を覗いてやっとわかるレベル。ちなみに、パターンがフィヨルドみたいに荒れているのはインクジェットプリンタのドットでフィルムを作る感光基板の宿命で、断線さえしていなければ問題がない。見た目すごくきれいな仕上がりでも顕微鏡で見ればどうせこんな感じだから、問題がない限り顕微鏡を覗かないほうがいい。

SBC68repaire2

オシロスコープで調べるとフリップフロップのクロックには毎秒500回の下向きパルス、D端子には安定した173kHzの方形波が入っている。方形波に見えないのはいい加減なプローブを付けたポータブル型のオシロスコープを使っているせい。LEDは相変わらず点灯しっぱなしに見えるが、実際は毎秒50回くらい不規則に点滅しており、当初のでたらめな信号よりはマシなでたらめさ加減になっている。

SBC68repaire3SBC68repaire4

ここまで都合5か所の修正をやっているが、修正しなくていいとわかったところを含めると軽く300か所は調べている。この退屈な作業は、60か所にひとつの間違いが見付かり、少し前進することが励みになっている。いつか電子工作の神様がほほ笑んでくれると信じて引き続き頑張ってみようと思う。

広告
カテゴリー: 6800, 世間話 パーマリンク

もう少し前進 への8件のフィードバック

  1. cafe2.54 より:

    はじめまして、いつも拝見させて頂いております。
    私もサンハヤトの感光基板で自作していますが、いまだこのようなまだらのパターンになった事がありません。プリンターはEPSON、インクは純正でサンハヤトのフィルムを使っています。
    太陽光2分30秒、現像液は温めず常温で、筆で表面をなでながら時間をかけて現像しています。
    ちょっと気になったので書き込みを致しました。

    • vintagechips より:

      cafe2.54さん、こんにちは。それは素晴らしい。ボクのプリント基板も断線までいくのはまれなことで、この基板があまりうまくないことは確かです。ざっとこんな感じ。だけど、うまくいったやつも顕微鏡で500倍に拡大すると決まって荒れているのです。

      それでモトを辿ってみたらフィルムがもうフィヨルドになっているわけです。だからいちばんの問題は露光や現像やエッチングよりもフィルムの印刷です。ボクの印刷のしかたは、いろいろ試したあげく、最高にきれいなモードで全色100%です。それがフィヨルドになってしまうのはどこが違うんだろう。

  2. cafe2.54 より:

    vintagechipsさんこんばんは。
    手法に違いがないか、このコメントや本を読み返しているうちに決定的な違いに気づきました。
    私の場合、印刷はWINDOWS付属のペイントツールを使ってビットマップ形式で保存されたパターンを印刷しています。
    PDFではやった事はありませんが、ビットマップ形式の黒ベタ塗りをJPEGなんかに変換すると必ず目では分からないレベルで黒が黒でなくなり、まだら模様、フィヨルドになってしまいます。
    圧縮されたデータはダメで、PDFも同様だと思います。
    モノクロか16色ビットマップ形式で印刷していますが、カラー印刷もグレースケール印刷も差がありません。
    一度、ペイントツールでパターンを作って試してみる事をお勧めします。

    • vintagechips より:

      cafe2.54さん、こんにちは。ボクがフィルムの印刷に使っているアプリはイラストレータ、データはEPSです。パターンはビットマップではなくベクタで引いてあり、書籍の版下が作れる精度です。営業上ひとこと補足しておくとラトルズで配布しているPDFもベクタなので画像の劣化はありません。そういう条件で印刷したフィルムの一例を拡大して下に示します。黒いところがパターンです。投稿に掲載したものとは違うフィルムですが、拡大率は同じです。

      プリンタのドットが認識できるレベルですから、ボクの設備でこれを滑らかにすることはもう無理そうです。このフィルムのようにパターンが太いとフチが少し荒れているくらいの感じですが、6800ボードは引き回しの都合により幅を0.25mmまで細めているためドットの点々が食い込んでくるわけです。

      • cafe2.54 より:

        こんにちは、
        う~ん、何というかフォーマット云々の話じゃなく、フィルムがインクをはじいていて、ちゃんと印刷出来てない様に見えますね。。。
         私の場合はEPSON EP-808AR(ごく一般的な機種)、純正インクで、確か光沢紙指定で印刷しています。フィルムはサンハヤトのインクジェット用フィルム(高いですが。。)を使い、薬品が塗ってある面に印刷しています。写真用紙の様に触ると水分に反応してちょっとベタっとする面です。後で拡大して確認してみますが、画像のような状態にはなってないと思います。
         余談ですが、印刷はA4サイズをカットせず行い、一週間程乾かした後カットして露光しています。(印刷後直ぐに露光するとインクが剥がれてマスクが使えなくなりました。)、後考えられるのは、そもそもインクとの相性が悪いのかもしれません。。。

        vintagechips追記
        コメント欄が最大3階層なので次のコメントで返信します。

  3. vintagechips より:

    cafe2.54さん、こんにちは。ボクのフィルムもサンハヤトのインクジェット用フィルムで、裏返しに印刷しているということはありません。肉眼ではビシッとエッジが効いています。まだ結論が出ていませんが、材料は出そろったと思います。このブログの読者がよりよいプリント基板を作るうえで参考になるご意見をいただき有難うございました。新しい情報や新しくお気づきの点がありましたらまたコメントしていただければうれしいです。

    • cafe2.54 より:

      お疲れ様です。
       今しがた自分のフィルムを拡大して見てみました。確かに同じです、エッジは汚いし、ドットが散乱して、ムラもあります。でも、パターン内部にムラはあるものの、ドットが抜けたような隙間はありません。つまり、vintagechipsさんのフィルムは一見、黒に見えますが諧調が下がってグレーになっていて、諧調が下がった分ドットの密度が下がり隙間ができてるのだと思います。やはり、一度ビットマップに落として諧調を100%黒に丸め込んで印刷された方が良い気がします。ちなみに基板の方は若干のピンホールが散見しますが、フィヨルドにはなっていませんでした。
      以上ご報告まで、ありがとうございました。

      • vintagechips より:

        cafe2.54さん、ご報告ありがとうございます。ボクのフィルム原稿は出版社がPDFで配布しており、出版社に問い合わせが殺到するといけませんから、このブログの読者に向けてひとつ説明させてください。ボクのフィルム原稿はサンハヤトと相談した上で全色100%指定のベクタとしています(一部のフィルム原稿はサンハヤトが作ってくれました)。ベクタのデータは印刷(表示)の時点で自動的にプリンタ(画面)のドット位置ひとつひとつにぴったり対応した最高解像度のビットマップに変換されます。たとえばPDFのパターンをパソコンで拡大表示しても絶対にギザギザになりません。ベクタの階調が勝手に下がることもあり得ません。また全色100%指定なので黒のスキマをほかの色が埋めて可能な限りベタな真っ黒にします。ボクのフィルム原稿に問題がないことは出版社などで検証済みです。cafe2.54さんのプリント基板がうまくできてボクのプリント基板がうまくないとすれば原因はほかにあります。特に断線の原因となったパターンのスキマはエッチングの直前、何かでひっかいた可能性があります。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中