バブルカセットをバラしてみた

1981年5月に発売された富士通のFM-8、その売りもののひとつがバブルカセットだった。この時代の話はけっこう知っている人がいて、バブルカセットに32Kバイトと128Kバイトがあったことを紹介してくれている。実際は、128Kバイトの発売がFM-8の現役の期間に間に合っていない。だけど128Kバイトを読み書きできるドライブはあった。このたび記念写真を撮影する機会があったので掲載しておく。

bbl_drive

バブルカセットの中身がどうなっているのかを知りたくて分解してみたが、ただバブルメモリが入っているだけ。バブルメモリは分解できなくて、もうこれ以上はわからない。それはそうと、バブルメモリのラベルに印刷されている暗号のようなものは何だろう。想像では不良部分を置き換えた記録のようだが、不良部分がこんなにあるものだろうか。

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バブルカセットは静かで速いとされている。静かなのは確かだが速いというほうは疑わしい。体感だとフロッピーディスクよりずっと遅い。音がしないから遅く感じるのかもしれないが、体感でけっこうな差があるから、測定してもそういう結果に落ち着くと思う。

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