8080の回路図を更新

インテルの8080が最初に動いた約2年前、嬉しさのあまりCPUボードの回路図をよく校正しないまま掲載し、さらにはあちこちへ転載して、数人からお叱りのご連絡をいただいた。ごめんなさい、ありがとう。当該の投稿「8080が動いた」に訂正を書き加えました。ということで、本来なら正しい回路図を再掲載するべきだろうが、その後ちまちまと改良を加えたので最新の回路図を公開する。
sbc8080sch
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更新したのは次の4点。第1に、HOLDとHLDAをあるべき形に配線してDMAに対応。第2に、12V電源回路の半固定抵抗と電流制限抵抗を廃止。第3に、-5V電源をTK-80方式に変更して反転ICを廃止。第4に、リセットスイッチとパイロットランプを追加。ヤバイのは-5V電源で、実測-4Vしか出ていない。しかし、現実に8080が正しく動作しているし、毎月1800台が捌けたTK-80で特段の問題を生じていないことからこれでよしとする。取り急ぎご報告まで。

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8080の回路図を更新 への12件のフィードバック

  1. cafe2.54 より:

    こんにちわ、ちょうどいいタイミングでの回路更新、ありがとうございます。まさに今8080に取り掛かっている最中でして、さっそく参考にさせて頂きます。
     そうなんですよね。。-5V悩ましいですね。自分もTK-80方式にしようと思ったのですが、8224に負荷を掛けたくないなと思ったのと、LTC1144と同等ピンコンパチで、ダイオード並みに安いICを秋月で見つけたので先ずはそちらを使う予定です。なぜか2008年のデータシートなのに、アプリケーションには「8080等の負電源用に」みたいな事が書かれています。
     8080周辺は概ね配線が引けたので後はROM,RAM,USARTに繋ぎ、またまた感光基板で作る予定です。(笑)

    • vintagechips より:

      そういわれて秋月のサイトを見たら確かにありました、単価60円のTJ7660。こうなるともうTK-80方式をとる利点がほとんどないんですが、くやしいからそのうち何かひねり出してみますわ。感光基板はcafe2.54さんの独壇場ですね。また名人芸を見せてください。

    • vintagechips より:

      追伸。8080で動くマイクロソフトBASICが完成しましたのでOneDriveへアップしておきます。訳あってZ80のニーモニックですがHEXは8080で動きます。必要に応じ、8251のアドレスを変更し、アークピットのASZ80で再アセンブルしてください。
      https://1drv.ms/u/s!Ai3MULhG7TFUjDH0ZUXlzFK0V3d2

  2. いもがゆ より:

    やはり部品の入手性が良い回路にするのがよいですね。私はお構いなしに廃番部品とかをeBayなどで取って作ったりしていますが、よくない。私の8080Aの方は、なぜだかバスがhigh-ZになってしまっていてCPUが走っていない感じです(メモリを読みだそうとしてくれてない)。8080Aの制御信号の状態を確認する時間が取れず、そのまままた仕事が忙しくなってしまいました。

    • vintagechips より:

      いやいや、いろんな製作物が存在したほうが面白いのでぜひマイウェイを突き進んでください。バスのhigh-ZはHOLDの処理が原因かな? 本業が忙しいのは何よりです。いもがゆさんが本業に打ち込んでいる間、ボクはソフトウェアの開発をやっておきます。cafe2.54さんのコメントへの返信を参照。

  3. いもがゆ より:

    回路図を何度見ても間違いが見つからないので、現物をあたってみましたが、こちらのhigh-Zの原因は、8080Aのソケットの接触不良のため、GNDが浮いていたためのようです。まだ、データバスの信号が汚いし、8251から読み込みができていないので、ダメダメですが、何かのinstructionを実行している感じにはなりました。はやく、microsoft basic が試せるようになりたいです。

    • vintagechips より:

      完成まであと一歩の印象ですね。マイペースでやっていただきたいので、あえて完成を楽しみにしていますとはいいませんが、そういわんばかりのソフトウェアを揃えておきます。たとえば、1パスアセンブラ/逆アセンブラ付きのパロアルトタイニーBASICとか。

  4. ピンバック: 8080A動いた – なんとか家を建てる

  5. yum より:

    TK-80の-5V電源の回路ですが、77年のセミナーでのノートが出てきました。その時のメモを
    ご紹介します。

    Q. この回路(倍電圧整流)では-5Vが得られないのではないか?
    A. 8080のOSC出力と整流回路の間の配線長は10cm強あるため、クロック(18.432MHz)の
    高次の高調波による定在波によるリンギングが生じる。倍電圧整流では、このリンギングの
    正負のピーク電圧を利用することがきるため、方形波駆動より大きな電圧を得ることができる。
    -5Vラインの電圧を測定する際には、高インピーダンス(Zin>10MΩ)入力の電圧計を使うように
    してください。

  6. vintagechips より:

    yumさん、こんにちは。興味深い情報ありがとうございます。-5Vにあと少し届かないところはリンギングをうまく使えばどうにかなるってことですね。とはいってもそんなやりかたをした経験がまったくないので、もっと研究してみなくちゃ。

    • yum より:

      8080SBCの場合、18MHz(18.432MHz)のパターンを伸ばす代わりに、C6と直列に150nH (100nH~200nH)のインダクタを挿入すると良いようです。小さな基板の上にチップコンとチップインダクタを載せてC6の代わりに刺してみたところ、ちょうど-5Vが得られました。

      • vintagechips より:

        改善を試みて結果を報告してくださることは私の楽しみのひとつです。TK-80と同様にリンギング(正確にはオーバーシュートかな)を利用してうまくいった事例になりますね。

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