WRT8755を暫定的に完成とする

WRT8755(8755書き込み装置)は手作り基板で動作確認した製作物の焼き直しだからちょろいと思っていたら唯一の変更点、書き込み電圧25Vを作る昇圧回路でつまずいた。詳しく言うと製作過程のテストではきっちり25Vを出していたのに完成したら30V付近をふらふらして安定しない。しかたなくアドリブで変更したかもしれない部品をもとあったんじゃないかと思われる部品に戻してみながら原因を追究。記憶が曖昧で迷走を極める。

WRT8755_closeup

スルーホールにハンダ付けした部品を取り換えるという苦行に耐えて数日、原因が判明。ICソケットのMC34063をNJM2360に挿し替えたら安定的な約25Vが出た。MC34063とNJM2360はピン互換だが電気的特性に差異があるらしい。MC34063は手持ち5個が全部ダメ、NJM2360は手持ち2個が全部OK。SBC8080の12Vの昇圧回路では問題にならなかったから、電圧が出力可能な上限(仕様では40V)に近づいて差異が顕著になったようだ。

WRT8755_vpp

検討を要する問題があとひとつ。ときどき、書き込みを指示したとたんリセットする。考察はこう。書き込みでは昇圧回路の負荷がビシバシ切り替わる。昇圧回路は電圧を維持するためにそのつど大きな電流を消費し、電源を瞬断させているのだと思う。そこで、普段からある程度の負荷がかかるよう電圧調整用の抵抗値を小さくした。現状、普通に使えているので、まだ多少の不安はあるがこれをもって暫定的に完成とする。はい記念写真。

WTR8755
回路図-PDFの回路図
ガーバーデータ-WRT8755.zip
ソフトウェア-Writer55fw.X.zip

ここへ至る過程で多数の8755を破壊した。中にはほぼ正常に見えて一部だけ壊れている8755があったらしい。そういう8755へ書き込みをするとPIC18F4525のファームウェアが書き換わり、書き換わったPIC18F4525が8755を壊すという悪循環に陥る。現在、怪しい8755を廃棄し、PIC18F4525にファームウェアを書き直して、ようやく平穏な日常を取り戻した。こんな状態なので、もう少し使い込んでみるまで、きっぱり完成とは言い難い。

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