SBC6800用ROMセット

スイッチサイエンスさんのマーケットプレイスで「SBC6800用ROMセット」(1500円+税)の販売を開始しましたのでお知らせします。商品のページはこちらです。
[2018年2月5日追記]
この商品の補充予定や新製品の開発情報はツイッターでお知らせしております

SBC6800用ROMセットはMikbugを書き込んだROMとVTLを書き込んだROMの2個セットです。紫外線消去型EPROMのイレーサや書き込み装置をお持ちでない方はこちらをご利用ください。SBC6800に取り付けることで、MikbugやVTLはもとより、MikbugのもとでMicroBASIC1.3が動作します。外観を下に示します。黒丸がMikbug、赤丸がVTLです。なお、SBC6800用ROMセットはSBC6809に取り付けても動作しませんのでお間違えの無いようにお願いいたします。

sbc6800_romset

使用するROM は新品の27256 型です。動作確認をした上で出荷します。
次の点をあらかじめご了承ください。
・ROMのメーカーや品番は出荷時期により異なります。
・書き込みや動作確認の工程で目立たない程度の傷がつく場合があります。
遮光シールが入手困難なため、同等のシールで代替する場合があります
読者様のご協力によりあと数年は大丈夫な見込みです。

Mikbug、VTL、MicroBASIC1.3の操作方法については技術資料で概要を述べています。また、スイッチサイエンスさんはじめ全国の書店さんで好評発売中の『モトローラ6800伝説』でサンプルプログラムを動かす実例を紹介しています。

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SBC6800用ROMセット への12件のフィードバック

  1. DAI より:

    こんにちは。
    UVEPROMの遮光シールは見掛けなくなりましたね。
    私は、ホームセンターで、防水アルミテープを買ってきて適当な大きさに切って使っています。
    ちょっと分厚いですが。
    と言って、最近はEEPROMを使うようにしています。
    もう少しで発売ですね。楽しみにしています。

    • vintagechips より:

      DAIさん、こんにちは。遮光性のほかに見栄えとか作業性とかを考えると手ごろなものがないんですよね。あと10セット分くらいは持ち合わせで賄えます。ベストセラーにでもならない限り、どうにか間に合いそうです。参考意見有難うございます。

  2. koba より:

    部品箱をみたら、遮光シールが腐る程ありました。
    よろしければ送ります。
    2015年9月の住所で変わりないですよね?。

    • vintagechips より:

      kobaさん、こんにちは。窮地に陥ると現れるあなたはいったい何者でしょうか。ご厚意に甘えます。住所は同じです。今度は差出人の住所もちゃんと書いてください。ご連絡有難うございました。

    • vintagechips より:

      kobaさん、今朝、遮光シールが届きました。助かりました。本当にどうも有難うございます。このブログをご覧の皆さま。そういうわけで遮光シールはあと数年は大丈夫です。

  3. DAI より:

    1年ほど前から部屋にあふれかえった古い雑誌のスリム化をやっています。
    今日はプロセッサ1989年6月号、そこに下間憲行さんの記述でこんな事が書いてありました。
    ストロボでマイコンが暴走、犯人はUVEPROM。通電状態で写真を撮っていたとのこと。
    窓に紙シール程度では1m離れて発光させても暴走するようで、金属箔が良いと書いてありました。
    もっとも、書き換えが起こったわけではないようです。
    参考までに。

    • vintagechips より:

      DAIさん、こんにちは。そういうことが起こりうるわけですね。ちなみに、このブログの写真は大半が寄りの真俯瞰なのでフラッシュは焚けません。照明でかなり強い光を当てていますが誤動作しないので、パルス性の光でなければ大丈夫みたいです。

  4. asano より:

    ストロボはデータ読み出し異常以上の影響があるようですよ。
    以前ストロボ式のイレーサが売られていましたが、写真用のでもできるか試したことがあります。
    自作のライタにセットしてイレースチェックを連続してかけながら至近距離でストロボを焚いたところ、ライタを繋いでいたパソコンごとリセットがかかりました。ROMはパソコンのバスには接続されておらず、8255の先に接続していたのにです。
    おそらくは電源に異常電流が流れたのではと疑っています。当時オシロは持っていなかったので未確認ですが。

    • vintagechips より:

      asanoさん、情報ありがとうございます。仮にROMがショートしたとしても8255を介してパソコンが落ちるほどの電流がとおるとは思えないので(普通は8255が燃え尽きますよね)、ストロボが凄い電流を消費して同じコンセントに挿さっていたパソコンが落ちたのではないかと想像しております。スタジオ用のストロボの話です。電池で光るストロボなら違いますね。

      • asano より:

        さっそくの返答ありがとうございます。
        いや、ストロボは電池でしたし、ライタの電源はパソコンから取っていた(ROMの電源は拡張バスからそのまま(^^))ので+5Vが一瞬短絡状態だったのではと思っています。
        再現試験してみたいのですが当時のパソコンが生きていないので…

  5. 古風平凡 より:

    40年前を思い出しながら、楽しく拝見しています。
    私の場合は、モトローラのチップセット(当時の大卒初任給位の価格)を購入して
    IF誌No.3(1976/04)松本吉彦氏の記事の通り製作しました。
    デジタル回路なら「配線さえ間違えなければ動くはず」と無謀にもテスターだけで
    ハードデバッグしたので、動くのに約半年位かかりました。
     
    オリジナルの MIKBUGは PIAを使いソフトでシリアル変換していたのを
    ACIAに書き変えている様ですが、サブルーチンなどのエントリーポイントを
    全て合わせておられるのでしょうか。

    • vintagechips より:

      古風平凡さん、こんにちは。Mikbugのサブルーチンのエントリーポイントはオリジナルと一致しています。ですから、たとえばMicroBASIC1.3が動きます。移植の経緯を詳しく述べると書籍『モトローラ6800伝説』のネタバレになってしまうためそれは控えますが、一般的な操作に必要な情報はこのページからダウンロードできる技術資料に記載してあります。よろしくお願いいたします。

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